大航海日誌

私の名は「ジョニー佐山」、生粋のリスボン子である。この度、私は商人として生きていく決意を固め、文字通り終わり無き波涛へと乗り出すことにした。とりあえず、商人から「大航海時代おんらい」なるものを購入した。これと「ぱそこん」が有れば、冒険商人としての準備が全て整うらしい。2000円は並んでる他の商品より格段に安かったが、後で知ったが、「いんたーねっと」を使うと只で手に入るものらしい。まぁいい。一緒に付いて来た地図と近隣都市のガイドブックは、大変役に立つものであったので、決して2000円は商人のプライドに掛けて損ではないのだ。
 リスボンの商人ギルドに登録し、張り切って最初の仕事を・・・・・・と思ったら、「町の情報屋に話を聞きに行く」とか「町の顔役に挨拶に行く」とか、船にすら乗らないものばかりだった。将来どんなに偉大になる人物でも、下積み時代はこんなものだ。そんな「はじめてのお使い」見たいなミッションを済ましてお小遣いを貰ったら、今度は漸く船乗りとしての仕事をくれた。隣町の酒場に「アーモンド」を届けると言う仕事である。「アーモンド」はリスボンの特産品である。酒場の親父以外にも高く買ってくれる人はいると予想されるので、少し多めに仕入れておく事にした。「お使いミッション」でしこたま稼いでいたので、倉庫一杯のアーモンドを仕入れることができた。愈々、出航である。
「野郎ども、帆を揚げろ!!進路は南だ」
「おう!!」
私の掛け声は弾んでいた。これが初出航になる新米船員達の声も弾んでいた。
 海はいい。どこまでも続く青いギザギザ、異国から旅する風、波を縫うイルカ、風になるカモメ、燦燦と降り注ぐ太陽、母なる夜の静寂。気のいい仲間達、交じり合う僚船の航跡。何もかも安らぎを与えてくれる。地上でのストレスはここには無い。おっといけない、気付いたらアフリカまで行ってしまっていた。せっかくここまで来たが、まだ無名の私はアフリカの港に入れて貰えないはずだった。航跡はU字形を描き、元のポルトガルを目指した。
 最初のミッションをなんとかこなした私は、一人前の商人として認められることになった。そこで私は「食品商人」になることにした。インドの綿や伝説の中国の絹を扱う魅力も捨てがたいが、私の運んだ異国の珍味を喜んで頬張る人たち笑顔が見たかった。それに香辛料や茶も魅力的だしな。

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