邪魅の雫 /京極夏彦

 鬱病で対人障害の小説家関口と博覧強記の憑き物落としの京極堂と天上天下唯我独尊探偵の榎木津などの面々が、奇妙な事件に遭遇しながらも、不思議を解体し事件を解決するミステリー小説です。東京警視庁の刑事から交番に降格された青木は、管内で発生した殺人事件から、神奈川の連続殺人事件に係わることになる。一方、榎木津の下僕益田は、榎木津の親戚から榎木津の縁談が次々に破談になる理由の調査を依頼される。というお話です。
 以下ネタばれなので、反転です。


 京極堂出るの遅っ。憑きもの落とし短っ。
 京極堂シリーズの持ち味は科学・宗教などの"うんちく"と"憑き物落とし"ですが、今作は"うんちく"の部分がまるで無く、"憑き物落とし"の部分も分量的に少なかったです。全体の話の分量は多いし、事件の構成も複雑なんですが、ほとんどの登場人物が死んでしまった為に、憑き物落としの対象が二人しか居ないです。ちょっと物足りないです。せめて江藤だけでも生きてればなぁ。でも、憑き物を落とされた二人に関しては心情を深く掘り下げられているので、結構、面白く読ませて貰いました。それと、もう一つの持ち味である、科学・宗教などの"うんちく"ですが、今作は殆どありませんでした。いい加減、ネタ切れなのかな?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

e-アフィリ
2006年10月09日 19:40
私はアフィリエイトサイトを運営しています。
宜しければこちらのサイトで当アフィリエイトに参加してみませんか?
報酬は1登録¥1000、1クリック¥1からです。
ご興味があれば是非サイトをご覧下さいませ。

 ↓詳細は↓
http://e-af.net/?wes2

この記事へのトラックバック