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新・日本の七不思議/鯨統一郎

『邪馬台国はどこですか?』の続編です。この作者、『邪馬台国~』は滅茶苦茶面白かったのですが……。内容は『邪馬台国~』の補足をするだけで、目新しい新説とかはなし。しかも、静香と宮田が和解しちゃって、キャラの掛け合いも殺されちゃっています。 新・日本の七不思議 (創元推理文庫)東京創元社 鯨 統一郎 Amazonアソシエイト by…
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花物語 /西尾維新

化物語シリーズの最新作です。今回の語り部は神原駿河。大丈夫か?とファンに心配されておりましたが、思っていたより大人しかったです。この巻にはアララギがほとんど登場しないのですが、駿河から見たアララギが描かれていて興味深かったです。うん、確かに尊敬しちゃうかもね。 花物語 (講談社BOX)講談社 西尾 維新 Amazonアソシエイト …
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十三の冥府 下/内田康夫

久しぶりの浅見光彦シリーズなんですが……、うーん、煮え切らない。そういえば、いつの頃からか浅見光彦は、格好良く事件の真相を暴いて犯人逮捕……という解決方法を取らなくなって、カタルシスが得られなくなって読むのを止めちゃったんですが、これもそんな感じの終わり方です。 十三の冥府〈下〉 (文春文庫)文藝春秋 内田 康夫 Amazon…
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十三の冥府 上/内田康夫

久しぶりの浅見光彦シリーズです。浅見光彦については説明は要らないでしょう。中学生の頃は読み漁ったものですが。一部で有名な十三湊と『東日流外三郡誌』をテーマに扱っています。ただ、『東日流外三郡誌』は内容にあんまり関係ないような。 十三の冥府〈上〉 (文春文庫)文藝春秋 内田 康夫 Amazonアソシエイト by
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忍びの国 /和田竜

『のぼうの城』の和田竜による忍者小説です。陰謀と詐術の渦巻く虎狼の国を舞台に、銭金のためなら平気で我が子をも犠牲にする、人でなし者共の活躍を描いた作品です。『のぼうの城』が面白かったので期待はしていたのですが、漫画版で大体の話は知っていたのであんまり楽しめませんでした。あと、テーマがテーマなだけあって、『のぼうの城』にあった爽快感がない…
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美女と竹林 /森見登美彦

小説業の副業として竹林経営を志した森見登美彦の、どこまで本気か事実か分からないエッセイです。ってか、所々、小説でしょう、これ? 相変わらず愉快な文体で支離滅裂な世界観を作り上げています。でも、面白いです。私もかぐや姫をさがして、竹林をうろつきたいと思います。 美女と竹林 (光文社文庫)光文社 2010-12-09 森見 登美彦 A…
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バカとテストと召喚獣 9/井上堅二

バカテス最新刊です。前巻と併せて、シリーズ初の続き物です。新学期開始早々、Cクラスに戦線布告されたFクラス。さらに主人公はヒロインと同居生活に突入。二人の恋と試験召喚戦争の行方は?という話です。うーん、相変わらず、ヒロインとの仲がもどかしいです。三歩進んで二歩下がるみたいな。あと、ヒロインの両親も登場、いまでもキャラが多いのにさらに増や…
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人類は衰退しました 6/田中ロミオ

人間の文明が衰退した世界で、新たな知的生命体妖精さんとの接触を描く作品です。国連調停官の主人公が、妖精さんの超科学に振り回されるドタバタコメディです。待望の新刊です。今巻は主人公の友人Yが再登場、Yさんの腐った趣味に関するお話です。こんな時代でもオタクのパワーは凄いですね。相変わらず、ほんわかした世界観でブラックなジョークで突っ走ってく…
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バチカン奇跡調査官 黒の学院/藤木稟

個性的な二人の司祭が名門寄宿学校に多発する奇跡の真相を調査するという話です。奇跡調査官という素材は凄く興味深かったのですが、話がなんか唐突すぎてちょっと白けちゃったかな。作中であんまりスポットが当たってなかった人物に関して後から重要人物であることが明かされても、今一納得はしずらいよなぁ。ミステリーとして読んでしまったので、今一な感じだっ…
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武士道セブンティーン /誉田哲也

待ちに待った『武士道シックスティーン』の続編です。武士道オタクの香織と天然系の早苗、二人の青春剣道グラフティです。前作では、悩める香織を早苗が導くという構造だったんですが、今作はその立ち位置が逆になっています。親友を失いつつも後輩を得て順調に成長を続ける香織、一方、たった一人強豪校に編入した早苗はそこでの剣道のあり方に悩む。あぁ、学生時…
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ブラック・ラグーン 2/虚淵玄著・広江礼威原作

悪徳の街ロアナプラを舞台に悪党達が跳梁跋扈する話です。原作は爽快なガンアクションを売りにした漫画で、本書はそのオリジナルノベライズです。混沌のロアナプラに目をつけたCIAが、そこを陰謀の舞台に利用しようとする。しかし、背徳の街に巣食うは一筋縄ではいかない悪党達だった。ってな話です。本作は原作の脇役に焦点を当てた群像劇になっています。漫画…
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羆嵐 /吉村昭

三毛別羆事件をモデルにした話です。大正期、北海道に入植したばかりの村が羆に襲われ、6人の男女が食い殺される。人と羆の知力を尽くした相克の物語です。「人間が自然を犯した報い」などとエコロジスティックな感想は持ちません。自然は人間に優しくなんかありません。文明がどんなに進歩しようと人間は無力です。ちょっとでも油断すれば自然は獰猛な爪を振るい…
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破船 /吉村昭

嵐の夜に火を焚いて、導き寄せられた漂着船を襲って積荷を奪う。そういう風習がある寒村の話です。どうも、能登っぽい舞台設定だな……と思ったら、本当に能登にそういう風習の村があったようですね。流石に、意図的に誘き寄せることまではしていないと思うのですが。でも、まぁ消極的な海賊みたいなものか。初期設定が既にドン底っぽい惨憺たる状況なんですが、そ…
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破獄 /吉村昭

脱獄不可能と言われた網走刑務所を含め、四つの刑務所から脱獄を果たした、佐久間清太郎の話です。刑務所外での作業中とか、火事などの災害の隙を突いて、などではなく、白鳥用に用意された特殊な牢獄から厳重な警戒監視の中で超人的な身体能力と悪魔のような奸智を尽くして手品師のように脱出する、痛快無比なお話です。まぁ、脱獄するたびに、人を殺したりしてい…
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漂流 /吉村昭

ノンフィクションと言ってもいいかもしれない。江戸時代に絶海の孤島鳥島に漂着し、命からがら本土に生還した人々を描いたドキュメント小説です。子供のころ『ロビンソン・クルーソー』を読んだときには何も感じなかったんですが、これはジーンと来てしまいました。岩と鳥だけの何もない島に漂着し、仲間を失って気が狂いそうな孤独の中で何の希望もない状況を生き…
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 10/入間人間

これで最終巻です。終わりって言っても、話が閉められたとかはありませんけど。なんだかんだと最後まで読んでしまいましたが……結局、面白いのかどうか分からない。一人称主人公の叙述が特殊すぎて、話の状況が分からない。これで叙述トリックとかやられても……、まぁ、逆転の快感はありましたけど。「くやしい、でも感じちゃう」みたいな感じです。 …
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フィッシュストーリー /伊坂幸太郎

帯に第1位とか書いてあったので、買ってみたんですが……。今気が付いた。「おすすめ作家アンケート」の1位であって、この作品が1位ってわけじゃなかった。強いて言えば、『ポテチ』が印象に残ったかな。いかにも現代小説といった感じで、面白いのかどうかも分からず、なんかもやもやした読後感だけが残る。うーん、私の方にあまり共感できるものがないからかも…
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傾物語 /西尾維新

化物語シリーズ最新作です。今巻は主人公の大本命、ロリっ子"真宵"の話なんですが……。うーん、なんか、忍が9割って感じだなぁ。まぁ、どっちにしてもロリ要員なんですが。喋るようになってからの忍率は、半端じゃありません。本当の大ボスはコイツだったなぁ。あれほど頑張っていた駿河とか、どこに行ったんだろう? でも、相変わらずの面白でした。救いがな…
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“文学少女”と恋する挿話集 4/野村美月

文学少女シリーズの外伝最終巻です。今巻は遠子が沢山出るという話だったんですが……足りない。足りないよ。次巻に期待です。なんか、ヒロイン達が満遍なくフォローされていました。今まで触れてこなかった、本編の後日談です。うーん、シリーズ完結に向けて、お付けにかかっているなぁ。あと、以前から密かに着目していた舞花にスポットが当てられた話が載ってい…
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風神の門 上/司馬遼太郎

再読です。伊賀最強の忍者霧隠才蔵を主人公に、大阪の役の舞台裏で暗躍した忍者達を描いたアクション活劇です。司馬が何作か残している忍者作品の一つで、霧隠才蔵なんて実在したかどうかも怪しい伝奇的な人物を主人公に据えているだけあって、司馬らしくもないあまり史実に拘らない作品になっています。でも、面白い。なんか、行く先々で女性に絡まれてトラブルを…
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戦国忍者列伝 乱世に暗躍した66人/清水昇

実在、または、実在と記録に残されている忍者を紹介したエッセイです。なので、猿飛佐助とか自来也とかナルトとかは載っていません。まぁ、本当に凄い忍者は歴史に名を残したりはしないんでしょうけどね。それでも、人知れず戦国の闇を駆け抜けた男達にロマンを感じずにはいられません。 戦国忍者列伝―乱世を暗躍した66人 (学研M文庫)学研パブリッシ…
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ねこシス /伏見つかさ

猫又、という猫耳美少女三姉妹の話です。猫の三姉妹と言うと、『キャッツアイ』を思い出しますが、そんな感じの話です(あながち、当たらずといえでも遠からじ)。大ヒット作『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の作者の作品で、この作品の企画がポシャったから『俺妹』に一部キャラを転用したらしいです。人生、何がどうなるか分からないですね。そんなんで『俺…
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ホルモー六景 /万城目学

大ヒット作『鴨川ホルモー』の外伝短編集です。『鴨川ホルモー』の別視点話、まさに外伝らしい外伝です。相変わらずといえば相変わらずです。面白い。「黄龍」がどうなったのか、非常に気になります。続きも書いて欲しいです。それと、私の出身大学にもホルモーがあったんですね。うーん、何で私はメンバーに選ばれなかったんだ? やっぱり、リア充じゃないと選ば…
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少女禁区 /伴名練

日本ホラー小説大賞(短編部門)を受賞した作品らしいです。表題作の他に、『chocolate blood,biscuit herts.』という書下ろしも収録されています。『少女禁区』の方は流石に受賞しただけはあります。設定とかキャラ立てはありがちな感じで、オカルト小説として陳腐な感すらあるのですが、計算されて練りに練られたプロットで上手い…
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僕は友達が少ない /平坂読

過剰にコミュニケーション能力を求める現代社会になじめず友達ができなくて悩んでいる高校生が、隣人部に集って友達作りに奔走する話です。何か苦難な事件を乗り越えて互いへの理解を深め真の友情に目覚めるということはなく、性格の悪い面々が部室でいがみ合って馬鹿話をしているだけの話です。まぁ、友達なんてそんなものなんでしょうけど。こういう馬鹿話をする…
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 /万城目学

小学生の女の子と、その飼い猫のマドレーヌ夫人の話です。と言っても、あまり互いに絡むこともなく、それぞれの視点の物語が交互に語られています。少女の目に映る瑞々しい世界を独特のユーモアに包んで描写した秀作です。まぁ、ちょっと期待していたのとは違うのですが。売れっ子になって、お高く留まってるのかな? と感じてしまいました。 かのこち…
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戦国の忍び /司馬遼太郎

司馬遼太郎の新刊……の訳はなく、忍者の短編を集めて再編集した文庫です。どこかで読んだ事はあるはずなんですが、あんまり印象がない作品ばかりだなぁ。けっこうシビアな内容で、あまり爽快感はない。歴史小説家として一皮剥ける以前の初期作品が多いのかな? 歴史の裏方たちの、声にならない叫びです、 戦国の忍び 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文…
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7/伏見つかさ

この作品を読んで、初めて桐乃が可愛いと思えました。でも、どこまで行っても、結局は兄妹なんですよね。その一線を越えたら、この作品は成り立たないのですが。ってか、序盤で出てきた「俺だったら、知り合いの変装には絶対騙されない」というのは、伏線じゃなかったのだろうか? まぁ、良いけど。あと、毎巻毎巻、最終ページにある次巻への"引き"がいい加減、…
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猫物語 白/西尾維新

西尾維新の大人気化物語シリーズ、待望の最新刊です。この巻から当初の予定を超えることになったそうです。なので、伏線とかもなく、未知の領域に突入です。羽川さんのエピソードはこれで終了なのかな? 切ないです。この巻は主人公アララギがほとんど登場せず、羽川さんの一人称で語られます。彼女の内面にようやく踏み込まれます。いままで、今一ピンとこなかっ…
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のぼうの城 下/和田竜

圧倒的な物量差をも物ともせず、寄せ手を跳ね返して城を死守する武士と農民たち。石田光成は、水攻めによって忍城を締め上げる。水に沈んでしまう城。のぼうこと成田長親は、いかにして、この窮地を切り抜けるのか? 知将とは、名将とは?  やっぱり、一気に読んでしまいました。結末は語りませんが、その余韻、切なさが半端じゃないです。夏草や、兵どもが、…
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